科学の発展で不思議は解消されない

物理学研究の手法、その根っこにあるのは「観察すること」ですね

原初的な観察の手段はもちろん「肉眼で見ること」
・・・(-_-)ジィー

光学顕微鏡から電子顕微鏡、X線回折、粒子加速器などは

微小世界を突き詰める手段

各種天文台や人工衛星型望遠鏡、ボイジャーなどの探査機は
空のかなた、宇宙の深淵に迫る観測手段
( →_→)–====≡   ☆

数年前耳目をにぎわした、重力波の初観測はまだ
記憶に新しいところ

あれの観測装置は4㎞四方の巨大なもの
それで地球~太陽の距離に対し
水素原子1個程度の距離の変動を測定できるくらいの
超ド精密観測を繰り返した結果なのです
(・_・;)_・;)・;);)) ナントッ!!

方法論の革新が自然の妙を我々の眼前にたぐり寄せてくれる

それとともに
より深いところでより先鋭化した新たな謎が生起し
不思議が増え!!!∑(゚ロ゚!(゚ペ?)???
物理学に新たな謎を突き付ける

観測手段の適用限界を押し広げる作業には
物理学者のイマジネーションとアイデアが必要です

研究過程で個々の物理学者が紡ぐ人生ストーリーは
このアイデアを出し失敗を繰り返しながら検証を繰り返す
涙ぐましくも血なまぐさい(足の引っ張り合いもある)
人間ドラマだったりもします

こうして様々な方法を開拓し
人類の自然観察能力を推し進めてきた物理学は
人々の不思議に応えつつ
世々自然観を更新しつつ新たな不思議を生みながら
前進してきました

「科学が発展すればいずれ不思議は完全消滅する」
なんてのは「お花畑的妄想」
不思議はどんどん生まれていく
それは人類の思考の豊かで自由な発展で人類が得た
果実なのです
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!

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