最近よく学生時代の夢を見る o(*^▽^*)o~♪
今はない、大正時代に建てられた東大理学部1号館
明治からの建物が関東大震災で壊れ
その後に建てられた奴
重い扉、重厚なレンガ造り、年季の入った階段や床の感じ‥
見た目にどうしようもなく古臭かったけど
その古臭さが妙に気に入ってもいた うふ♪(* ̄ー ̄)
夏は蚊とゴキブリが大量発生し中庭は草深い1号館、嗚呼
夢の中のそれはなぜか常に夜
薄暗い廊下を歩いているが、何故か目的地にたどり着けない
建物は「ロ」型なので、ぐるぐる薄暗い廊下をずーっと歩いているだけ
夢というのは時として
自覚している自分の現状を反映する
学生時代を夢で見る、というのは
おそらく今の自分が「物理」そして「研究」に
向き合っているから
(物理以外のことを考えている時はそういう夢見ないもの)
薄暗い廊下を永遠に歩いているのは、まだ研究に到達感がないから
足りない感の現れなのでは、と思う (‘-‘*)フフ
こういうのは夢に対する心理的な作用の範疇で
別に超常現象でも何でもない
対して「予知夢」
知ってる?
例えば
「遠方の知人が夢に現れて、その直後その知人が事故で死亡」
実際にこれが起きたら、なんか不思議な体験をした気分に
私も経験がありますよ
1995年阪神大震災が起こったけど
その1週間くらい前
当時私は東京在住
夢の中で、都市(どこかは分からない)が大きな地震に襲われ
ビルが瓦解していく様子を見た
偶然とは思えないめぐりあわせ
もしくは誰がが伝えようとしたのか‥
夢には未来を予知する力があるのか?
(‘_’?)…ン?
冷静に考えますよ‥
夢を見てそれが予知夢だった実感を持つ体験は
ほぼ例外なく
「○○の夢を見た」→「その通りの現実が起こった」
という図式
それ以外の図式、つまり
「○○の夢を見なかった」のに「○○が起こった」
とか
「○○の夢を見た」のに「何も起こらなかった」
といういわば「予知夢に否定的な体験」は
起こったとしても印象が薄く、記憶に残らない
記憶に残らない=無かったことになる (・_・)……ン
‥結果、「夢を見たら実際に起こった」式の事象だけが記憶に残り
夢と現実の無根拠な相関が肯定されるようになる(認知バイアス)
一般に目立つこと、象徴的な出来事、印象に残る事が連続して起こると
両者に関連性があると判断する習性が人間にはある
Aという事象とBという事象の間に本当に相関があるのか、それともないのか
それを確かめる為には
(ケース1) A → B
(ケース2) not A → B
(ケース3) A → not B
(ケース4) not A → not B
それぞれがどのくらいの確率で起こっているかを確かめなければならない
けど、心理学の研究で予算とって人を集めて‥とかならともかく
個人が自分の経験に対しこの統計を取ることはほぼ不可能、ね (*’ω’*)
ということで個人の心理のレベルでは
(確証バイアスにより)ケース1以外は過小評価もしくは無視され
「予知夢体験」の完成でーす!(マチャアキ風)| `Д´|ノ
夢の中って現実ではあり得ない
突拍子もない、脈絡もない、論理めちゃくちゃなことが起こったりするでしょ?
電車に乗っていたはずなのにいつの間にか車運転している
今の職場に小学生時代の友達がいて、しかもそれを変とも思わない
‥とかさ
研究によれば、1回の睡眠の間に夢は何回も見ており
その中でまた、脈絡なく色々なシーンが入れ替わって現れているらしい
そのほとんどは目が覚めれば忘却の彼方
けど不吉な夢は印象深いから記憶に残る
その直後に実生活において嫌な経験があるとこれも印象に残る
そしてその嫌な経験が、近しい人の事故などの強烈な奴だと余計に
「単なる偶然であるはずはない」という気分になるでしょう
普段勉強しない人が
あるときたまたま勉強しているところを目撃し
その直後に雪が降ると
「珍しく勉強なんかするから雪が云々」
こんなのは単なるジョークだけど
このジョークが社会で認知される背景には上記の確証バイアスが
あるかもね
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